過去のニュース一覧

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  • 10月1日

    新井康泰先生、大学院形態系微生物学講座に編入

    新井先生は本学を平成9年にご卒業され、皮膚科にて研修を積まれた後、大学院に入学、本年10月1日付けで、当講座へ編入されました。公衆衛生とくに感染症の疫学に深いご興味をお持ちで、関西空港検疫所との連携研究にあたっておられます。すでに、外部から高い評価を得ており、なお一層の実学的研究に関する研鑽を期待しております。

  • 7月28日

    田中公正先生、学位取得

    整形外科から当教室に派遣され阿部教授と佐野教授による共同指導のもと研究にあたっていた田中公正先生が、Dupuytren拘縮のモデル細胞系を確立され、この成果をもって7月28日に博士(医学)を授与されました。田中先生のお仕事は炎症性サイトカインと線維芽細胞系を使ったもので、私たち微生物学講座としても病原微生物と宿主の関係を考える上で貴重なものです。今後、整形外科医として、得られた成果を治療薬開発など実用化へ応用していただきたいと希望します。田中先生はこのお仕事で学会賞も受けておられます。

  • 4月1日

    大黒恵理子先生、廣瀬潤君、大学院入学

    大黒先生は農学部獣医学科のご出身で、本学第1解剖学教室の助手を勤められた後、国立大学附属研究所技術員としてご勤務になりました。このたび大学院に入学し、微生物超形態学の基礎研究を手がけられることとなりました。現在、医学分野・獣医学分野等では幅広い専門性をもつ教員が極端に不足しており、人体解剖学に加えて微生物学を教育できる人材として育っていかれることを望みます。
    廣瀬潤君は北海道大学理学部をご卒業後企業に入社、長らく研究開発本部にて分析解析の仕事に従事されました。当講座の産学連携研究の開始にあたり、当講座の研究生として本学に配属されていました。半年ほどの間に積極的に研究に取り組み、多大な成果をあげられました。技術者といえども科学的思考は求められるとのご見識から、より一層の自己研鑽のため大学院に入学されました。田中耕一さんのように世界の注目を浴びるような科学技術者になるべくご研鑚されることを望みます。

  • 3月29日

    川畑拓也先生・勝村浩三先生、学位取得

    大阪府立公衆衛生研究所から研究生として本学大学院に籍をおいていた川畑先生が、紫蘇由来の新規物質がHIV感染の膜融合を阻害することを発見し、この研究成果により3月29日に博士(医学)の学位を授与されました。このお物質は、既知の膜融合阻害剤とは異なるメカニズムでHIV感染を阻害するもので、HIVが宿主細胞に侵入する際のメカニズムに新たな知見を加えるものです。行政機関も大変な時代ですが、研究心をさらに発展させられて益々ご活躍されますことを祈ります。
    眼科学講座より当講座に派遣され、池田教授と佐野教授の共同指導のもと、世界に類を見ない水晶体上皮細胞株を樹立し、その性質を明らかにした勝村先生が、その研究成果をもって博士(医学)を授与されました。勝村先生は学位を受けてすぐに米国に留学されております。白内障も一種の炎症性変化の結果であるとの認識から、今後病原微生物と宿主の関係を明らかにする上で重要な細胞であると認識しており、勝村先生の益々のご発展をお祈りいたします。

  • 2月1日

    有毒医療排水無毒化機の試作1号機完成

    文部科学省の私立大学等経常費補助金「大学院整備重点化経費」を得て、薬剤部・三洋電機とともに行っている「抗癌剤等を含む医療廃液処理法の開発研究」の成果をもとに、設計した装置の試作1号機が完成した。医療改革の流れは「在院日数の短縮による患者負担の抑制」に向っており、癌の化学療法も病院の化学療法センターにおいて外来通院で行うことになる。抗癌剤の廃棄については潜在的な環境負荷があるものと考えられ、抗癌剤を含む廃液の処理が検討されてきた。注射残液の廃棄については米国ではかつて燃焼法が推奨されていたが、液体の燃焼には莫大なエネルギーを消費し、大量の炭酸ガスやダイオキシンを発生することになる。そこで、酸化剤などを用いた廃液処理法が推奨されるに至ったが、薬液の調整に手間がかかり大量の廃液を処理するには無理がある。そこで、できる限り少ないエネルギーでしかも環境負荷の少ない処理方法を開発することを目的に研究が進んでいる。今後、この試作1号機を用いて化学療法センターの廃液処理に関するデータを集めることになる。

  • 1月9日

    研究成果の実用化に成功

    1988年に教室同門会の会員である三好博文先生の紹介で株式会社カイゲンと『内視鏡消毒機に関する共同研究』が始まった。1号機である『クリーントップMW-1』の評価試験として始まった共同研究であるが、カイゲン医療機器部前田豊之部長のご理解を得て「機器の評価」のみならず、広く食塩水電気分解産物(強酸性電解水)の殺菌メカニズムに関する研究を行うことになった。この研究の過程で得られた成果をもとに2号機『クリーントップMW-S』が設計・製作され、2002年には厚生労働省に医療機器・医療用具の認可申請した結果、2003年1月9日に認可を得た。基礎研究の実施に加えて、設計や申請書類作成さらには審査回答時のコンサルテーションなど微力ながら協力できたこと出来たことは光栄なことである。何より、当講座の基礎研究の成果が実用化に結びついたことは高く評価できる。

  • 12月7日

    第5回日本検疫医学会、盛会裏に開催

    中野康夫(大阪検疫所長、教室OB)が標記学会を開催されました。当教室と本学衛生・公衆衛生学教室が後援させていただき、本学臨床第1講堂と第2講堂にて開催されました。一般演題として全国の検疫所より活発なご発表があったほか、教育講演『マリントキシン』(大阪府立公衆衛生研究所、濱野米一先生)、『ノーウォーク様ウイルス』(堺市衛生研究所、田中智之先生)、『HACCPによる食品の衛生管理』(大阪府立大学大学院、植村興先生)、特別講演『最近の細菌性腸管感染症』(大阪大学微生物病研究所 所長 本田武司先生)があり、有意義な学会でした。当日、当教室の中野講師、原田先生、藤岡主任技術員がお手伝いいたしました。十分なお手伝いは出来ませんでしたが、大阪検疫所所員の皆様のご活躍と中野所長のご指揮により盛会裏に終えられました。

  • 12月3日

    産学連携研究の成果を特許申請

    2002年7月に開始した本学と三洋電機の共同研究(電気の発展的な医療応用)によって得られた研究成果を共同研究契約に従い両者合意のもと特許共同出願に至った。今後、早急に実用化研究を行うことが理想である。

  • 7月1日

    三洋電機との産学連携研究開始

    1999年来、三洋電機と本学は研究委受託関係にあったが、研究成果の公表が難しく、広く社会に貢献することに困難を感じてきた。そこで、今回共同研究体制を採ることにより、研究成果を公表し科学的評価を受けることができるようにした。地球温暖化への対応のひとつとして炭酸ガス排出規制がある。医療分野では人命を重視するため地球環境保護施策の例外的聖域と考えられている。しかし、私たちは人類を守るための地球環境保護は聖域を持つべきではないと考える。そこで、様々な発電技術が発達するであろうことを前提に、電気を積極的に医療応用する方法を開発するプロジェクトを立ち上げた。本プロジェクトは1999年からの受託研究の延長線上にあり、その間に培ってきた様々なアイデアを実用化することを目的としている。プロジェクトの場所は大学院医学研究科微生物学講座の一室を提供して、企業側の技術員が研究生として常駐している。

  • 6月11日

    財団法人野口英世記念会より感謝状

    毎年、学部学生を対象とした特別講義の講師として本学にご貢献いただいている大阪大学名誉教授加藤四郎先生より、「財団法人野口英世記念会に野口英世先生が研究された黄熱ウイルスの電子顕微鏡写真を提供してくれないか」との依頼を平成13年末に受けました。快くお引き受けしたものの、通常の方法では観察し難く、黄熱ウイルスの形態学的研究に関する文献も少なく、半年をかけてようやく電子顕微鏡写真のパネルを完成したしだいです。森田学内講師と藤岡良彦主任技師が中心となり、神戸検疫所 井村俊郎 検疫課長(学27期生、教室同門会会員)と国立感染症研究所神経ウイルス室 高崎智彦 室長(学31期生、教室同門会会員)のご助力を得て、どうにかやり遂げることが出来ました。5月初旬に野口英世記念会にお送りいたしましたところ、感謝状と野口英世博士の「忍耐の書」と「母君しか様の野口先生への手紙」のレプリカを頂戴いたしました。パネル右下には「大阪医科大学」と記しました。この写真は平成14年10月30日放送の『そのとき歴史は動いた 野口英世』(NHK総合テレビ)に資料として提供しました。
    また、10月1日、厚生労働省大阪検疫所 中野康夫 所長(学16期生、教室同門会会員)のご提案と河野教授のご努力により、大阪検疫所高槻予防接種センターが本学共用会館(旧伝染病棟)内に設置されました。これは海外渡航予定者が交通の便のよい高槻で予防接種を受けることができるように配慮したもので、本学の社会貢献のひとつとして田中忠彌理事長の特別のはからいによるものであります。偶然にも8月に野口英世博士が千円紙幣の肖像として採用されることが決定されました。この紙幣発行に先立って、野口英世博士が研究された黄熱に関連する出来事が本学内にみられたことで、本学の将来が明るく照らされたような気がいたします。
    以上、大阪医科大学学報より改変転記

  • 4月1日

    谷口博理君、横山勲君、大学院入学

    谷口先生は大阪府吹田市の出身で、川崎医科大学附属川崎病院にて前期および後期の臨床研修を外科にて積まれ、感染症への興味から当講座の副手となった。6年に及ぶ臨床研修の中で、谷口先生が見出した問題点は彼自身のみならず医学が解決なければならない問題点でもあるとの認識から、細菌感染症の疫学研究をはじめている。今後の活躍を大いに期待するものである。また、横山先生は麻布獣医大学をご卒業後、獣医師としてご活躍中で、獣医師としての活動のなかで得た経験や知見を医学に応用するために大学院に入学した。少子高齢社会に必要欠くべからざるペット用小動物の健康を守るだけでなく、小動物から得られる科学的知見を医学分野にも役立てていただくよう期待しております。